イカ軟膏

イカの甲から得られるβ-キチン・キトサンハイドレート(水和物)について

1. はじめに

食物繊維として知られ、カニやエビから採れる従来のα-キチン・キトサンに比べて、イカの甲から得られるβ-キチン・キトサンはその分子構造にネジレがなく、他の物質と結合しやすい特徴があります。
このことは、体内で吸収されやすいことを意味し、実際農林水産省で行った実験によると、β型の吸収率はα型に比べて3~5倍も大きいという結果がでています。

2. β-キチン・キトサンの効能のメカニズム

肥満にともなう万病を防ぐ

β‐キチン・キトサン分子は脂肪や等質を吸着して吸収しにくくし、さらに脂肪を分解する胆汁酸も吸着、除去するため肥満を防止します。
そこで、肥満が原因による高血圧、動脈硬化(動脈老化)、糖尿病、心筋梗塞(心臓の血管がつまる)、脳卒中、高脂血症(血液中のコレステロールや中性脂肪が詰まる)等の病気になりにくくします。
コレステロールを利用して肝臓で作られ、脂肪を分解して吸収しやすくする胆汁酸も吸着、除去するため、ダイエット効果や低コレステロール化を促します。

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3. イカ軟骨を利用した食材について

イカの軟骨を原料にして抽出したコラーゲンは特徴的で、従来の海洋性コラーゲンとは ひと味違ったタイプである。
ヒドロキシプロリンは0.07%とわずかで、その前駆体であるプロリンを6.25含んでおり、 植物コラーゲンの小麦などと、類似している。
しかしながら、その構成アミノ酸を見ると、図1および図2に示したように成長促進アミノ酸、免疫力アップアミノ酸であるヒスチジン7.06%を 含んでいる。
他にもスタミナアップに必要なロイシン4.50%能力アップに必要なチロシン7.26%などを含む、成長期には欠かせないバランスのよい良質な食材と言える。

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図1. 成長促進アミノ酸の含有率%

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図2. スタミナアップアミノ酸の含有率%

4. 野菜と食べると、吸収率が一層アップ

「ノッポイカ」はメガパスカル処理によりハイドレートにすることで吸収率を高めた商品ですが、さらに高めるには生野菜と一緒に 食べることです。
ほとんどの生野菜に含まれているキチナーゼおよびキトナーゼという酵素の働きにより、 β‐キチン・キトサンはより低分子化されるからです。
その結果、特にキトサンでは腸の吸収率が40%にも高まり、ダイエット効果はおおいに期待されます。
腸内のキトサンは体によいビフィズス菌などの善玉菌のえさとなり、それらの数をどんどん増やして、体にとって悪い大腸菌などの悪玉菌を吸着して、体外に除去してくれますので、便秘による肌荒れなど多くの病気を防ぐことができます。